梅干しが食べられるのは塩のおかげ。
ですので、塩分をしっかり量るのが最も大事で
これをしないならもう作らないほうが良いです。
私はズボラで正直何とかならないかと試したのですが、
これが成功するかどうかを左右するため、
これだけは避けられないため、絶対に量ります。
目次
梅干しの塩分濃度のおすすめ初心者は?
梅干しの塩分濃度のおすすめですが、
初心者には、
ズバリ20%です。
梅干しは塩分濃度が上がれば上がるほどカビが生えにくくなります。
逆に
塩分濃度が下がるとカビが生えやすくなります。
極端な話、塩分100%にすれば当然ほぼカビは生えなくなります。
ですが、間違いなく高血圧等の病気になります。
ですので、そのギリギリのラインといいますか、
初心者がやるのに可能でしかも塩分濃度の限界と考えると20%になるわけです。
昔ながらの梅干しというのはだいたい20%というのが多いです。
それで成功してからだんだんと塩分濃度を下げていくのがおすすめです。
私は、祖母から教わっていて、
食塩、砂糖、酢、ホワイトリカー35度を入れていて、
すべて殺菌作用の強いものですので、その力を借りて塩分濃度を下げていますが、
やはり最初は20%が良いでしょう。
また、後述する注意点も見ていただけると、理屈がわかってくると思いますので、
もしよかったらご覧ください。
梅干しの塩分濃度のおすすめは?高血圧には
梅干しの塩分濃度のおすすめは、
私が15年ほど梅干しを漬けた中で出した答えは、
12%程度が良いと思います。
昔ながらの製法だとやはり食塩だけを使ったりするため、
それだけの力では20%ほど必要となります。
しかし、私の場合、
祖母から教わったのでは、
梅1㎏に対して、食塩100g、砂糖30g、酢50㏄、ホワイトリカー50㏄
この程度の分量です。
そうすると、砂糖も殺菌作用があるため、カビが生えにくくなり、塩分濃度が下げられますし、
塩辛い梅干しよりもまろやかにはなります。
そうすることで味も良くなりますし、
また、塩分濃度を下げることで高血圧にもなりにくくなります。
私は、そのやり方で8%まで挑戦したことがありますが、うまくいきました。
しかし、それで必ずうまくいくというわけではなく、
後述しますが、
さらに気を付けなければならないことがありますので、
そういうところに気を付けなければなりません。
梅干しの塩分濃度のおすすめよりも大事なことは。
梅干しの塩分濃度を決めるのに、
初心者はやはり20%ぐらいが良く、
その後はだんだん下げていくというのがおすすめです。
ですので、私は8%から漬けたことがありますが、
それでうまくいくためには大事なことがあります。
まず、雑菌を徹底的に取り除くことです。
梅干しは、余計な水分が大敵です。
水があることでカビが生えるわけです。
雑菌がついていなければ防げるとは思いますが、
水と雑菌が混ざると一気にカビが生えやすくなる環境になります。
私が教わった方法としては、樽の中に梅干しの材料を入れて重石を入れていきますが、
重石や重石を乗せるための円板などをホワイトリカーで拭いて雑菌を除去します。
そうすることで雑菌が生えませんし、
また、樽は洗っても水が残っていると雑菌がはえやすくなるため、
私の場合は、ホワイトリカーを入れて、樽の中全体に塗りたくります。
そのように、樽の中に菌が無いような状態にすることで
カビはほとんど生えなくなります。
カビが生えてしまうという方は
塩分濃度だけでなく、
梅につく物品にも気をかけると良いでしょう。
まとめ
梅干しは塩分濃度も大事で、
おすすめの濃度というか、塩分濃度の計量は必須ともいえるくらいです。
ですが、梅だけでなく、梅に接触する可能性のある部分が雑菌だらけだと、
カビはすぐに生えてしまいます。
ですので、前述したように物品にも気を配ると成功に近づきますので、
しっかり殺菌しましょう。