放射線取扱主任者試験は、
どんな試験なのでしょうか。
また、
試験対策など、
どのように進める必要があるのか、
お伝えできればと思います。
放射線取扱主任者試験はいつ?
放射線取扱主任者試験は、
例年8月
に行われます。
令和元年は
8月21日(水)、22日(木)に1種
8月23日(金)に2種
が、
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
の6か所で行われました。
受験料は
1種14,300円
2種10,200円
です。
申込み受付期間は、
5月13日(月)から6月17日(月)
でした。
5月上旬には、
その年の試験概要が発表されます。
放射線取扱主任者試験が変更された?
放射線取扱主任者試験は、
例年、
物理、化学、生物、法令、物化生、管理測定技術
の6科目でしたが、
令和になってから
科目変更があり、
令和元年は、
1種が
8月21日(水) 法令、実務、物理
8月22日(木) 化学、生物
の5科目
2種が、
8月23日(金) 法令、実務、物理化学生物
の3科目
となっていました。
合格率から見ると、
1種はそれほど変わらなかったので、
例年同様の受験対策で良いかと思います。
2種は過去10年間で最低の14.9%でしたので、
戸惑う受験生が多かったようです。
ですが、
過去問をしっかりやれば
合格できるレベルですので、
きっちり合格のレベルにたどり着いてほしいです。
放射線取扱主任者の試験問題
放射線取扱主任者試験の問題と正答は、
原子力安全技術センター
のホームページで公開されていますが、
解説は付いていないため、
解説は自分で手に入れる必要があります。
日本アイソトープ協会
では、数年分の解説付きの問題集が公開されていて、
PDFにて個人利用は可能だと思いますし、
同じく
日本アイソトープ協会の
アプリがありまして、
そちらを利用することもできますが、
個人的には、やはり問題集を購入して、
じっくり勉強することをお勧めします。
というのも、
本は持ち歩いていれば、すぐに開けますし、
必要な部分を書き込むことができます。
大抵の方は時間が無い中での勉強となると思います。
その時間が無い中で、
いかに時間を稼ぐかが大きく進み具合を左右します。
一度受けて勝手がわかっていれば、
それなりにできるとは思いますが、
特に初めて受ける場合には、
時間を稼ぎ出すのには、
多少投資をした方が効率的だと思います。
放射線取扱主任者試験合格発表はいつ?
放射線取扱主任者試験の合格かどうかは、
例年、10月下旬に官報で公示されます。
まとめ
放射線取扱主任者試験は、
一朝一夕では受かりませんので、
きっちり時間をとってやらないと、
なかなか難しいです。
きっちり計画的に、
勉強をすすめて、
ぜひ合格を勝ち取ってほしいです。