放射線取扱主任者試験は、
合格率が20%程度と難関とも言えます。
そして、
放射線は目に見えないため、
想像がしにくいので、
勉強するにも
とっつきにくいものです。
私なりの勉強法をご紹介しますので、
もしヒントにでもなればと思います。
放射線取扱主任者の過去問はどのくらいやる?
放射線取扱主任者試験の過去問は
どのくらいやれば良いのでしょうか。
多くの方も書かれているのですが、
直近 5 年分を 3 周するのが良いと思います。
実際に私はそれで合格しましたし、
それが適当だと思います。
その理由は、
年数が少なくては
量的にも質的にも不足していますし、
多すぎたから良いというわけでもありません。
3年程度では、
なかなか合格に必要な知識量を
カバーすることができません。
また、10年前と現在では、
問題傾向が変わってきますし、
過去に正しかったからといって、
今も正しいとは限らないからです。
5年以内だと概ねその影響はないため、
確認作業が少なくて済むからです。
放射線取扱主任者の勉強法
放射線取扱主任者の勉強法としては、
5年分を3周すると書きました。
実際には、
5年分を
最初は時間をかけて丁寧に解いていきます。
わからなかったり、間違えたらその場で復習し、
メモなどを書き込み、
後から読んだらすぐに思い出せる状態にします。
相当量の知識を一時期に詰め込むわけですから、
親切すぎても良いくらいの状態にしておきます。
時間はたくさんかかります。
でも、それが2周目3周目での
時間短縮に効いてきます。
1周目をきっちり丁寧にやることで、
2周目3周目は、
半分、
さらに半分
といっても良いくらいスピーディに進んでいくでしょう。
放射線取扱主任者試験で覚えること
放射線取扱主任者試験で覚えること。
それは、書くにはきりがないくらい多くて、
書ききれません。
ただ一つだけ、
これは覚えておいた方が良いと
私が言えるのは、
元素周期表です。
高校化学などでは、
水兵リーベ
などと覚えたものですが、
私の場合、
高校で習ったのは、
原子番号の20のカルシウムまでです。
ですが、
放射線取扱主任者試験は、
基本的に原子すべてが対象
と言っても良いくらいですので、
もっとたくさん覚える必要があります。
ちなみに私の場合、
試験前は、
原子番号88のラジウムまで覚えました。
基本的な知識ありきとはなってしまうのですが、
それプラス元素をきちんと覚えているかどうかで、
合否を左右すると言っても良いくらいです。
実際に問題を解けば感じるでしょう。
逆に元素を知らないばかりに落とす問題もあります。
ですので、
覚えることはたくさんあると思いますが、
絶対的に記憶しているかどうかで、
正否が左右される問題もありますので、
ぜひ、
原子番号88のラジウムまでは覚えていただきたいです。
まとめ
放射線取扱主任者試験は、
効率よく勉強しないと、
なかなか合格は難しいです。
教科書を一からやれば受かるという量ではなく、
かといって、ここだけやれば受かる
というわけでもありません。
点数に直結する内容というのは、
過去問にあります。
過去問を解くことで、
出題傾向や流行、問題の出し方などがわかります。
ですので、
過去問をきちんと解いて、
合格しましょう。