放射線取扱主任者試験は
合格率が20%という難易度ですので、
効率よく学習していかないといけません。
合格体験などを見てみると、
問題集を3周と書いてあるものが多く、
私も同意見です。
最初は、参考書などでじっくりやって、
2回目、3回目になるにつれてスピードアップしていく感じになります。
私なりのメモをご紹介いたしますので、
参考にしてみてください。
1から10
2019問1
〔答〕 4
A=λN, N=A/λ, λT=0.693
60Coのλは,0.693/5.27(5.27は半減期(年))
57Coのλは,0.693/0.75(0.75は半減期272日の年換算)。
これをN=A/λに代入すると
60Coは,A/(0.693/5.27)
57Coは,A/(0.693/0.75)。
したがって,5.27/0.75≒7.1 。
2019問2
〔答〕 4
Tx=T/(X/100)。 T=7.2時間,α壊変の分岐壊変する割合は42%
Tx=7.2/(42/10)≒17.1。
2019問3
〔答〕 2
10mol。
10×6.02×1023×(0.0117/10)=7.04×1020 。
また, 半減期Tは, 1.251×109(y)×365(d)×24(h)×60(m)×60(s)=3.95×1016(秒)。
A=(0.693/3.95×1016)×7.04×1020≒1.2×104。
2019問4
〔答〕 1
Aの放射能:0.693×(N/T)
Bの放射能:0.693×((N/2)/(2T))=0.693×(1/4)×(N/T)
Cの放射能:0.693×((N/2)/(T/2))=0.693×(N/T)
Dの放射能:0.693×(N/T)
2019問5
〔答〕 3
2C7H8+3O2→2C6H5COOH+2H2O
質量数は1.32倍(122/92)
比放射能は0.75倍(92/122),20×0.75 =150(Bq・mg−1)。
2019問6
1 半減期 2 常にではない。 4 等しくない 5 常に一定ではない。
〔答〕 3
[解説]
1 小さい時に放射平衡が成り立つ。
2 ×
4 同じにならない。
5 壊変により娘核種の原子数も減少する。
2019問7
〔答〕 1
1:正
2019問8
2 0.7
〔答〕 2
永続平衡。42(%)/58(%)≒0.7。
2019問9
〔答〕 3
[解説]
A 誤 D 放射能は同じではない。
2019問10
〔答〕 2
A 0, 0 B0,0 C 1 0 D 1 1 E 1 2
11から20
2019問11
〔答〕 2
ABD 24Na C 24Al
2019問12
〔答〕 3
B At:ウラン系列, アクチニウム系列,ネプツニウム系列
C Fr:アクチニウム系列,ネプツニウム系列
D:誤 Pm:壊変系列には属さない。
E:誤
2019問13
〔答〕 4
A β+ C 1.711MeV
2019問14
〔答〕 5
A 11C 20分、 13N 10分、 15O 2分、18F 110分11C:20.39分,13N:9.965分,15O:12.24秒,18F:109.77分
C 14N(d,n)15O
2019問 15
35S:87.51日,45Ca:162.67日,3H:12.32年,14C:5700年
2019問16
〔答〕 4
2019問17
〔答〕 3
B 中性子と14N
2019問18
〔答〕 5
D 65ZnO+2HCl→65ZnCl2+H2O E 110mAgCl+2Na2S2O3→3Na110mAg(S2O3)^2+NaCl
2019問19
〔答〕 1
2 強酸性陽イオン交換樹脂にストロンチウムを吸着させる。
3 回収したストロンチウムを定量する。
4 ×
5 分離後に加える方法 (シュウ酸塩法) もある。
2019問20
〔答〕 5
C Fe35S+2HCl→FeCl2+H235S
ENa214CO3+H2SO4→Na2SO4+H2O+14CO2
21から30
2019問21
2 0.001
〔答〕 2
クロムが0.1×10×10^-3=0.001mol含まれている。
Pb2++K2CrO4→PbCrO4↓+2K+
0.01molのクロムが0.01molのPbCrO4 として沈殿する。
鉛は0.001mol。溶液Aに加えた51Crは,100×10×10^-3=1kBq 。
上澄み液に残った51Crは0.91kBq,沈殿の51Cr は,0.09kBq。
1×10^-3×0.09× 1 =0.0011mol・L−1 0.91 90×10^-3
2019問22
〔答〕 5
A 137Csは1価,137mBaは2価の陽イオン。
C Znは塩酸溶液中でクロロ錯体を作り吸着。Niは吸着されない。
2019問23
〔答〕 3
2019問24
〔答〕 1
2019問25
4 80
〔答〕 4
重量 比放射能 全放射能
x 0 0
40 270 40×270=10800
x+40 90 90(x+40)
10800=90(x+40) x=80(mg)
2019問26 ホットアトム効果に関する次の記述のうち、 正しいものの組合せはどれか。
1 ABDのみ
2019問27
〔答〕 5
2019問28
〔答〕 2
2019問29
〔答〕 4
A 短い。
C 還元性。
2019問30
〔答〕 4
[解説]
A Φ=Φ0×e−μx
μ=ρ×μm
質量原弱係数は0.35cm^2・g−1
線源弱係数は, 11×0.35=3.85cm−1。
x1/1000=ln(1000)/μ=6.91/3.85=1.79(cm)
Bx1/2=ln(2)/μ=0.693/3.85=0.18(cm)
C V−Kα4.91keV, V−Kβ5.39keV。
2019問31
〔答〕 A−3 原子番号 B−4 Ge半導体検出器 C−2 (1-e-λt) D−2 飽和係数 ア−2 0.5 イ−5 2.0 E−3 w/M×NA×θ F−3 担体 G−4 溶解度H−2 共沈 I−3 保持担体 ウ−4 92 J−6分配
2019問32
〔答〕 1 ア−4 (p,2n) A−3 159 B−4 甲状腺シンチグラフィ イ−5 EC ウ−8 235U エ−3 β- C−1 35.5 D−3 チロシン残基 E−3 ラジオイムノアッセイ F−4 365 G−3 131mXe
2 H−3 反跳エネルギー I −3 1.1×10^5 オ−2 I-
まとめ
前回まで物化生問3,4だったものが、
問31、問32にまとめられた感じになっております。