通称乙4と呼ばれる危険物取扱者乙種第4類。
危険物取扱者の中では最もポピュラーな試験です。
なぜなら、第4類というのは引火性液体、
つまりガソリンや灯油が含まれるため、
一番多くの人になじみのある危険物だからです。
そして、私は雑学的なものとして、
この試験を受けました。
一応一発合格したのですが、
そこで感じたことを正直にお話ししたいと思います。
もしよかったら軽くご覧になってみてください。
乙4は過去問だけで良い?
乙4は過去問だけで良いのか。
結論から言いますと、
大丈夫です。
なぜなら、過去問を解くことの方が、
テキストを一からやり始めるよりも
効率的だからです。
なぜかというと、
テキストのどこか1ページを勉強するとしますよね?
でも、そこってもしかしたら今までに一度も試験に出たことのない可能性もありますよね。
でも、過去問って一度は出たことがあるところですので、
それを理解することで1問解ける可能性が出てくるので、
効率的だからです。
また、頻出問題であればあるほど、過去問で出会う確率が高くなります。
私は国家資格の試験に5種類ほど合格しましたが、
だいたい過去問をやるだけで合格しています。
頭の良い友人は、ある試験のテキストすら買わずに過去問だけで合格していました。
それだけ過去問というのは、優秀なテキストと言えます。
不安であれば、過去問で理解できない所をテキストでということもできますが、
テキスト→過去問
よりも
過去問→テキスト
の方が頭に入ります。
なぜなら、興味の度合いがまったく違うからです。
過去問をやると、ここってどうなんだろう?ということを考えたり、
ここって前にも出たなということを考えますが、
テキストだと、流れ作業のようになりがちだからです。
知識がないならテキストも必要かもしれませんが、
必要の度合いとしては、
過去問 > テキスト
には間違いありません。
乙4過去問のおすすめ3選
乙4の過去問のおすすめですが、
私なりに見たものの印象で答えます。
第1位
ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン 第4版【別冊ポイント集・予想模擬試験・赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
さすがユーキャンだなという印象を受けました。
第2位
10日で受かる!乙種第4類 危険物取扱者 すい~っと合格 増補改訂版 [ 本山 健次郎 ]
カラフルで見やすいというので選びました。
2色刷りの本を見てしまったのでそういう印象を受けたのですが、
乙4はカラー分けされていた方が圧倒的に見やすいなという印象でした。
第3位
これ1冊で一発合格! 危険物取扱者試験乙種第4類 要点解説テキスト&問題集【電子書籍】[ 岡野 秀夫 ]
重要度が書いてあるので、乙4に毎回のように出るものと、
ほとんど出たことがないくらいの問題がわかります。
ただし、その情報も重要ではないとは言わないですが、
試験に受かるためには、過去問を解いていくことの方が重要で、
頻出問題の情報は、過去問を解いていくうちに自然に身につくので、
解く方の優先順位の方が高いとは思います。
乙4過去問はpdfではダメ?
検索してみると、
乙4の過去問はそこらへんに無料でたくさん出ています。
pdfでも探せばあると思います。
ですが、私はおすすめしません。
実は、私も検索して出てきた問題を解いて合格しました。
なのになぜ私がおすすめしないのでしょうか?
矛盾していますよね?
それは、
乙4は書籍を購入した方が効率的だと感じたからです。
私は3週間ほどの勉強で合格したのですが、
そのために試験のプリントを印刷するのに時間を割いてしまったからです。
安く済ませたいという邪な気持ちからそうしてしまったのですが、
書籍を買うと、
まず、書き込める。というメリットがあります。
書き込めるのは、何回も調べ直すリスクが減らせるというメリットがあります。
次に、
プリントと書籍の金額的な差がさほどない。ということが言えます。
pdfで持っていても、やはり短期集中で合格するような内容の試験ですので、
プリントしたくなると思います。
プリントするとやはり数百円とかかかってしまいますが、
乙4の本は、需要が多いため、安くなる傾向にあります。
調べればわかると思いますが、需要の少ない試験の場合、
高くなる傾向にあります。
ちらっと見たのですが、受験者数の少ない毒劇物の試験などは、
倍の値段だったりしています。
そして書籍を薦めたい理由として、
中古の本でもある程度使えるからです。
試験によっては、毎年のように内容がコロコロ変わる試験もありますが、
乙4のような危険物の試験は、
内容がかなり確立されていて、今の法令で重大な事故でも起きない限り、
劇的に試験の内容が変わるというのは考えにくいということが言えます。
ですので、数年以内に発行された書籍でしっかりやっていれば、
合否を左右することは考えにくいと言えます。
勉強の絶対量が足りなければ落ちるとは思いますが、
それは、新しい書籍でも同じことです。
乙4の試験は、合格基準がはっきりしているため、
それに達しているかを問う試験です。
ですので、しっかり勉強してさえいれば、
他人がどれだけ受かっていようがそれが理由で足切りされるわけではありません。
ですので、そういった心配はないので、
1冊の問題集をしっかりやれば良いと私は感じました。
まとめ
乙4の試験は、
300問から500問を
3周解けばたいていは受かると思います。
ですので、基準はある程度明確で、
それに達する最短ルートが
問題集を買うことだと思います。
もちろん、お金を少しでも使いたくなければ、
pdfや、今ならアプリとかもありそうですが、
紙の書籍だと、書き込みがすぐにできるため、
すごく使いやすいと思います。
荷物になるなどのデメリットもあるかもしれませんが、
私は、過去問を中古でも良いので買った方が、
時は金なり
という点であなたにとって良いのではないかと思います。