MRI検査って
知らないで受ける場合、
どんなものかわからなくて怖いですよね?
どんな検査なのか、
何か準備が必要か、
私が思い当たる点を
述べていきますので、
ご参考にご覧ください。
MRI検査とは?
MRI検査とは?
磁石やラジオ波というものを使って
体の信号を画像化する方法です。
それが円筒型の真ん中のトンネルに入っていって、
じっとしている検査です。
検査の目的によっては、
数分で終わる場合もありますが、
通常は20分前後かかります。
MRIは、1種類の撮影で1個あたり標準で3分程度ですが、
同じ脳なら脳でも
最低でも2種類の撮り方で判断しますので、
通常は20分程度かかります。
また、造影剤という薬を使って検査する場合、
通常の撮影にプラスされますので、
もっとかかることになります。
被ばくはしませんが、
狭いところに比較的長い時間寝ている検査ですので、
苦痛と言えば苦痛です。
MRI検査の注意事項は?
MRI検査の注意事項ですが、
まず、動けません。
画像検査というのは、
技術はそれぞれあるのですが、
基本的に写真と一緒で、
動くとそれだけブレて写ります。
ですので、動くと検査になりません。
最近では動きに強い撮り方も開発されて、
だいぶ動きが修正されて画像化されますが、
それだけ診断に影響を与えますので、
動かないというのが基本です。
また、狭いために、閉所恐怖症の方はできません。
閉所恐怖症も
その方によって度合いが違いますので、
我慢してできる場合もあれば、
トンネルに入る瞬間に
ギブアップの方もいます。
閉所恐怖症が強い場合は、
頑張って何とかという問題ではないので、
できれば、オープン型MRIというのがありますので、
どうしてもの場合は、そちらの方が撮影できる確率は上がります。
検査をしてみてダメな場合にはブザーで検査中止も可能ですので、
閉所恐怖症だからはじめからダメなのかとまでは思わなくても良いでしょう。
それと、
MRIは磁石を使うため、
金属が影響を与えます。
物や場合によっては、死に至ることもあるため、
基本的には、金属は全部取り除きます。
ヘアピン、かつら、眼鏡、入れ歯、
ピアス、イヤリング、補聴器、
ネックレス、時計、指輪など。
最近では、手術では対応金属が主流ですが、
昔手術したものは、非対応の材質のため、
わからないときには検査中止となることもあります。
ペースメーカは対応機器となっているときがありますので、
できるかどうかは要相談になります。
あとは、湿布や貼り薬にも金属が含まれる場合がありますので、
その都度確認になります。
MRI検査の受け方は?
MRIは基本的に寝ている検査です。
腹部などでは、呼吸の指示などが出たりしますが、
基本的に動いたりはしません。
造影剤の検査などは、
薬を使いますので、そのために点滴をしたりすることもあります。
音がうるさいので、
普通の耳栓なら使えますので、
音がうるさいのを避けたい場合にはそれも可能です。
ですが、
最近ではヘッドホンをするタイプだったり、
病院によっては音楽をけたりする場合もありますので、
苦痛は少しずつ軽減されています。
音自体も昔のタイプに比べると、
だいぶ抑える技術が出てきていますので、
昔やった方は静かだと感じるかもしれません。
動くのがダメな検査ですので、
呼吸の指示などが無い限り寝ていても構いません。
動かなければです。
音がうるさいと言っても、
単調な音ですので、
慣れてくると寝てしまう方も結構いらっしゃいます。
まとめ
MRIは昔に比べると
苦痛はだいぶ軽減されてきていますが、
初めてやる方には苦痛に感じるでしょう。
大変ですけど、
MRIができて得られる情報はすごく多いですし、
できることならやった方が良いでしょう。