夏になって
梅干しを作る時期になって
私も毎年漬けています。
梅干しは、
殺菌作用が強いので、
弁当に入れるのにもおすすめです。
私は最初に漬けてから
10年ほどになりますが、
その経験で得たものを
書いてみようと思います。
梅干しはなぜ腐らないと言われるのか
梅干しは腐らないって言われますよね。
なぜ腐らないといわれるのかを話します。
梅って実は、
すぐ腐るんです。
果物ですから、
普通の果物同様すぐ腐ります。
ある年、私が買った梅農家の方は、
私が漬けるの明後日でも良いか?
聞いたら、
明日じゃないと腐る
とおっしゃっていました。
梅は傷み始めると
すぐに腐ってしまうんです。
梅干しの材料って
我が家の場合ですけど、
塩、ホワイトリカー35度、酢、赤紫蘇、氷砂糖
なんですが、
どれも殺菌作用の強いものばかりですよね。
腐りやすい梅を
この殺菌作用で抑え込むんです。
だから、梅自体は腐りやすいので、
この材料が足りないと腐りやすくなります。
梅干しを作る際は、
材料の分量に注意しましょう。
梅干しが腐らない塩分はどれくらい?
梅干しは昔から漬けられています。
塩分は調べてみると20%が標準のようです。
我が家は10%ほどで漬けています。
やはり塩分は気になりますから。
その分、ホワイトリカー35度や酢を多めに入れて、
殺菌作用を補っています。
だいたい経験で変わってきますが、
漬ける経験の最初のうちは、
塩分を高めにしておいて、
慣れてきたら、
どれくらいなら大丈夫かな?
とか考えながら
自分なりの分量にすればよいと思います。
梅干しごはんは腐らないわけではない
梅干しをごはんに乗せると腐らないと
言われますが、
実は、それでも注意は必要です。
市販の梅干しは
塩分が少ない甘いのが流行りですが、
その分腐りやすいか、
保存料などが多く含まれます。
なので、
私はあまりおすすめしていません。
あと、弁当のごはんなどに乗せると
ごはんの水分で、
塩分が薄まります。
なので、その分殺菌作用も弱くなりますから、
注意が必要です。
ごはんを炊く際に酢を少量入れるというやり方もあり、
そうすると酢の殺菌作用がありますから、
酢を入れたごはんも良いかもしれません。
まとめ
梅干しは腐らないわけではなく
腐りにくくしてあるだけです。
梅干しを作るには、
水分が大敵なので、
雨に当たらないように
注意して、
また、弁当に入れる際は
過信せず、
細心の注意で、
食中毒などを起こさないようにしましょう。