梅干しの土用干しって、
最初は難しくて悩みますよね。
私は祖母から教わりましたが、
自分の悩んだことを
記してみようと思いますので、
もし土用干しで悩んだ方の
参考になればと思いますので、
もしよろしければご覧ください。
梅干しの土用干しは秋でも大丈夫?
梅干しの土用干しは、
近年の天候が安定しないので、
悩む方も多いと思います。
天候不順が続いて、
もうだめなのかなって思われる方も
多いと思います。
秋まで引きずってしまった場合、
それでも、乾燥して、梅酢が蒸発する可能性があれば、
私はやっています。
ですが、
土用干しをするのは、
日差しが強くて”干す”のに効率が良いからです。
土用干しで、水分を蒸発させることで、
梅の塩分や梅酢のエキスが濃縮されます。
ですので、土用干しをすると、
風味がついたり、腐りにくくなったりするのですが、
その効率が悪くなります。
秋雨前線というものがあるくらいですから、
秋も雨が降りやすくなるとあまりよくありません。
夏の日差しでガンガン蒸発させて
梅酢エキスを濃縮させることで梅干しとなるわけですから、
秋にやるのは効率が悪くはなります。
その辺はその日その日の自分の判断になってしまいますが、
基本的に秋は日差しが弱くて夏に比べて効率が悪いですが、
それでも乾燥が進むようなら干してみましょう。
土用干ししない梅干しの作り方
土用干ししない梅干し
というのは、
結局のところ梅漬けです。
梅干しは干すから梅干しですから。
ですが、梅干しを干す前の状態でも、
塩分などでしっかり殺菌されていれば、
基本的に腐りませんし、
そのままの状態でも食べられます。
ですので、土用干ししない梅干しというのは、
存在しないので、
名前が梅漬けとはなりますが、
梅干しの干す作業をしなければ食べられる状態ではありますので、
作り方は梅干しの作り方でやってみましょう。
ちなみに
梅酢の濃度は干すことで変わりますので、
それをしないということは味なども変わりますが、
最大の利点としては、
雨に濡れるおそれがないことです。
それで良ければ梅漬けでも十分楽しめると私は思います。
梅干しの土用干し途中で雨になったら。
梅干しの土用干し途中で雨になったら、
急いで取り込んで雨にあてないことが重要です。
ですので、手段は問いませんが、
なるべく雨にあてないように取り込みましょう。
なぜなら、
せっかく塩分が濃縮して腐りにくくなった梅が、
水分を吸うと腐ったり、カビが生えやすくなります。
私も、以前、
認知症の祖母に雨にさらされてしまい、
70㎏の梅干しが台無しになりました。
何とか塩分を補ったのですが、
結局臭くて食べたくはない状態になってしまいました。
そうならないように雨からは守りましょう。
また、雨が降って塩分が薄くなったらカビが生えやすくなるため、
塩分を補えば、まだ可能性はあります。
ですので、
塩分を正確には測れないかもしれないのですが、
多少濃くなるのを覚悟で少し塩分を加えてみるのも良いでしょう。
私の場合ですが、ホワイトリカー35度と酢も入れて作るため、
そちらの方で殺菌作用を補って、塩分はあまり加えない工夫はしています。
思った塩分濃度にはなりませんが、
急な雷雨などのトラブルは梅干しにはつきものなので、
付き合っていくしかないです。
ですので、塩やホワイトリカーや酢などで対処することも覚えておくと良いでしょう。
まとめ
梅干しの土用干しは、
いろいろ悩むことが多いですが、
基本的な理屈を理解していれば、
雨などにも対処できますので、
経験を積んで対処できるようにしておくと良いでしょう。