放射線って
怖いと思われることが多いですよね。
どうして怖いのか、
私なりの知識と
考えた理由を
少し述べてみようと思いますので、
もしよかったらご覧下さい。
放射線はなぜ出る?
放射線はなぜ出るのか?
放射線はいろんな種類がありますが、
ここでは放射性物質から出る
放射線に対して書いてみます。
放射性物質は
物質です。
あなたの身の回りに
たくさんの物質があると思います。
それにはたくさんの種類があります。
その物質はいろんな形で存在するので、
いろんな物が作られています。
たいていは安定しています。
その中で一部不安定なものが存在します。
それが放射性物質です。
不安定で、エネルギーを放出してしまう物質が
放射性物質です。
そして、放射性物質は、
勝手に放射線を出して勝手に安定に向かっていきます。
勝手に放射線を出して安定に向かうのですが、
それは、放射性物質の種類によって速さが変わります。
半分に減るまでの時間を半減期って言っています。
勝手に放射線を出して安定してしまうので、
放射線がなぜ出るというかというと、
勝手にそうなっているからっていう風に思っても良いかもしれません。
放射線はなぜ悪いと言われる?
放射線はなぜ悪いと言われるのか。
ここでも放射性物質について書きますが、
それは、
先ほども述べたように、
放射性物質は勝手に放射線を出して安定に向かうからです。
つまり、
放射性物質は、
勝手に放射線を出してしまうため、
基本的に人間がコントロールして
放射線を出すのを止めるということはできません。
一部で出来たとしても、
自然に存在する放射性物質もありますので、
それをすべて探し出して、安定な物質と選り分けて、
なんてことは不可能です。
ですので、放射性物質は基本的にほったらかして
なくなるのを待つことになります。
ですが、
太古の昔から存在する放射線を
我々は浴び続けているわけで、
それが悪影響を与えているかというと答えは出ないと思います。
水も少量だとまったく問題が無くても、
大量だとおぼれたりしますよね。
それと同じ理屈で、
放射線も少し浴びる程度では害がないと考えますので、
放射線が悪いというのは大量を浴びるからと考えられます。
放射線はなぜ危険?
放射線はなぜ危険と言われるかというと、
基本的に見えないからだと思います。
放射線は、
目に見えない大きさの物質からの電磁波や粒子の流れで、
目に見えません。
大きさは、原子の大きさで考えることになりますが、
約1万分の1の1万分の1ミリくらいだったかと思います。
ですので、目に見えないんです。
人間に危険性を与えるほどになると、
それがとてつもない数集まります。
例えば、
放射能の単位で言うと、
ベクレルBqという単位がありますが、
普通に医療などで使われる量よりも少ない数で、
仮に1MBqあったとします。
それは、100万Bqですが、
これは、簡単に言うと、
1秒間に100万本の放射線が出ると考えることもできます。
1秒間に100万本ってすごい数じゃないですか?
それでも、被ばく線量で言ったら、
本当に微々たるものです。
それぐらい想像以上に小さな存在ですので、
体に影響を与える線量と言ったら、
それこそとてつもない数をさらにとてつもない数集めた
というくらいの表現でも足りないくらいかもしれません。
ですので、
放射線イコール危険としてしまうのは、
ちょっと乱暴で、
その種類や量によって変わるというようにした方が良いでしょう。
まとめ
放射線は怖いとか危険だとか考えると思いますが、
うまく利用するといろんな可能性が出ます。
確かに
浴びすぎるとがんになったり、
いろんな影響が出てきますが、
うまく利用すると
がんを治療したりできます。
怖がるなというのは無理かもしれませんが、
正しい知識を身につけるようにした方が、
恐怖感は減るかもしれませんね。