梅干しは
その名の通り梅を干します。
干さない状態は梅漬けと呼ばれています。
梅干しをうまく仕上げるには、
この干すことが鍵だと言っても
過言ではありません。
せっかく梅酢が上がっても
ここで失敗したくありませんよね。
失敗しないコツを
私なりにわかってきたので、
ご参考になればと思います。
土用干しの意味は梅干しでは?
土用干しの意味は
梅干しでは土用を過ぎてから梅を干すこと。
容器から上げて、
ざるや網などにあげて
太陽にあてて水分を飛ばすことです。
水分を飛ばすことで、
梅酢の濃度が上がりますので、
梅漬けより殺菌作用が高まります。
祖母に教わったのですが、
土用丑の日から干すんだそうです。
通常は土用に入ったらと言われていますが、
私もある年に実感したのですけど、
丑の日までは少し日差しが弱いんです。
土用丑の日の頃からじりじり照り付ける
太陽が効率よく梅の水分を飛ばしてくれるんです。
この効率よくというのがポイントで、
夏といえど、
時期を少し逃すと、
日差しが思ったより弱かったり、
夕立やゲリラ豪雨などで、
梅干しが水分を吸って台無しになんてこともあり得ます。
土用干しって意外と期間が限られるのですが、
三日間干すのが通常で、
その三日間が意外と取れないんです。
家にいて、しっかり監視していないと、
結構雨に降られるなんてのは多いんです。
三日三晩、ジリジリ照り付ける太陽にあてる
これがある意味、梅干しの土用干しと言えます。
土用干しは、
土用の丑の日から3日間がおすすめです。
しかし、時間がとれなかったら
多少前後してしまうのは仕方ありません。
土用丑の日は2018ではいつ?
土用丑の日は、2018の場合、
7月20日(金)、8月1日(水)
となっています。
なので、7月20日頃から
土用干しを始めるのがおすすめです。
それ以前でも
晴れていれば
干しても良いとは思います。
梅雨のころはあまりお勧めしません。
逆に湿気を吸ってしまいますから。
小暑は2018年は7月7日ですが、
梅雨が明けるころとなっていますので、
その頃にあけるかどうかという感じですが、
できれば、7月20日からが良いですね。
梅干しの天日干し?
梅干しの天日干しを土用干しといいますが、
2018年は7月20日から8月6日までだそうです。
立秋が8月7日で
秋の気配が感じられる
となっていますので、
秋で日差しが弱くなってしまうと、
効率が悪くなります。
また、天気が悪くなりそうだったら、
容器にしまうのが無難です。
量が少なくてすぐにしまえたらよいですけど、
雨に当たったら
その日の土用干しが無駄になりかねないですし、
雨に当たると
想像できると思いますが、
塩分濃度が下がります。
その分味が落ちたり、
殺菌作用が減りますので、
カビが生える可能性すら出てきます。
なので、土用干しは無難に無難に行くのがおすすめです。
そのまま晴れ続けたら損した気持ちにもなりますが、
そこは割り切った方が良いと個人的には思います。
天日干しでせっかく水分を飛ばしても
雨で台無しになるのは凹みますから。
雨で台無しにするなら、
多少土用干しの効率を下げてでも
無駄にはしない方が良いです。
まとめ
土用干しはしまうかどうかで悩みますが、
無難にいった方が良いです。
効率的で確実にが良いです。
最終的には土用干しだからと言って
土用にこだわりすぎるのも良くないので、
干しが足りなかったら期間がすぎても
干しても良いと思います。