バリウムが苦手な方は減りましたが、
発泡剤が苦手って方多いですよね。
あれは気持ち悪いですよね。
ですが、
発泡剤無しでは
検査はできませんので、
バリウムをやるなら
発泡剤を飲まないといけません。
ですので、
発泡剤のコツなどを記していこうと思います。
バリウムの発泡剤が苦手な場合は。
バリウムで避けては通れない発泡剤。
苦手な方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、発泡剤は避けては通れません。
胃袋は空腹では、
イメージするとくしゃくしゃな状態です。
それをバリウムと発泡剤で引き延ばされることで撮影できる状態になります。
喩えるなら、
くしゃくしゃの水風船に
水と空気を入れた状態のようにして撮影します。
くしゃくしゃだとよく見えない状態の胃袋が、
伸ばされることで見やすい状態となります。
つまり、くしゃくしゃの胃袋では診断精度が落ちてしまいます。
はっきりいって見えないと言っても良いです。
飲まなきゃならないものですので、
やはり苦手意識を無くす、
我慢するって道しかありません。
発泡剤を飲まないなら
検査をやらないしかないのです。
バリウムの発泡剤を飲むコツは?
バリウムの発泡剤を飲むコツですが、
個人的には二つ挙げられます。
まずはスピード。
バリウムの発泡剤を吐き出してしまう方は、
口の中の水分が発泡剤に触れて口の中でシュワシュワしてしまい、
口の中の容量を超えた発泡剤が吹き出してしまうわけです。
ですので、発泡剤を飲むのに
スピードが大事です。
2つ目は、一度に飲む量です。
口に含んだ発泡剤はなるべく水に触れない状態で
あるわけですが、
水に触れたら発泡してしまいます。
ですので、口に含んだ発泡剤を少量の水で一度飲み込んでしまいます。
そうすると、口に残っている量が減りますので、
飲みやすくなります。
少し残った発泡剤を残りの水で飲みこみます。
どっちみち胃の中に発泡剤を落としこんで、
胃の中で発泡させなければなりませんから、
口の中で気体になって膨れ上がる前に
胃の中に落とし込むのです。
げっぷは検査が終わるまで我慢しなければならないのに変わりはありません。
ですが、口の中で膨張して吹き出してしまうリスクを抑えるには
少量ずつ発泡剤を胃の中に落とすことである程度回避できます。
また、発泡剤と水を数回に分けて飲む方法も有効です。
発泡剤は、胃の中で一気に膨れ上がるため、
げっぷがどうしても出やすくなります。
一気に発泡剤を胃の中に落としてしまうと、
一気に胃が膨らんで戻しやすくなります。
発泡剤と水を少しずつ入れることで多少回避できると思います。
あまり時間はかけられないので何度も分けるのは
良くないかもしれませんが、
2回くらいに分けて飲むと、
一気に膨張することは避けられます。
バリウムの発泡剤は追加になることも。
バリウムの発泡剤は、
きちんと飲まないと胃が膨らみません。
膨らまないと、どういうことが起きるかと言うと、
胃がくしゃくしゃなままですので、
病変がくしゃくしゃな中に紛れてしまい、
何が写っているのかわからなくなります。
ですので、げっぷをしてしまうと
追加になることがあります。
少量のげっぷではある程度観察可能ですので、
検査を続けられることが多いです。
ですが、許容範囲を超えてしまうと、
検査続行が不可能となります。
ですので、
発泡剤が追加されることがあります。
検査続行が不可能ですので、許容範囲を超えたら追加は必ずです。
二度飲むよりは一度で決めたほうがお互いにとって楽ですので、
げっぷは我慢しましょう。
まとめ
バリウム検査の
げっぷについてお話ししましたが、
発泡剤は、
すっぱいラムネのようなものですので、
ラムネや炭酸ジュースなどで
練習しても良いでしょう。
どうせやるならうまく検査を終えることを願っております。